購入後、半年以内にプロサイクルショップで再調整してもらうのが◎です!!

愛車を購入して半年が経った渡辺未優さん。最近では購入したばかりのときの快適な乗り心地ではなく、変速するときに調子が悪く、走っているときに何か違和感があり…不安でサイクリングに行くのもお休みがち。そこで今回、購入してから初めてプロバイクショップへ愛車を持って相談に訪れました。 迎えてくれたのはバイクプラス戸田彩湖店スタッフの宮崎早香さん。「いくら高性能なスポーツバイクでも、購入してしばらくすると各パーツの再調整が必要になってきます。走行している頻度によっても異なってきますが、購入してから半年以内にプロバイクショップで相談＆再調整するのがおすすめです」

「こんなポイントの調子が悪いんです…」

ブレーキの効き方

自転車のブレーキは、レバーを握ることでワイヤーを引っ張り、ブレーキパッドをホイールのリムと呼ばれる部分に当てて減速・停車するのが基本的なシステム。このブレーキワイヤーは何度も引っ張っているうちに少しずつ伸びてきてしまうので、走り始めてしばらくすると次第にブレーキレバーを握るタッチ（ブレーキの効き方）が変わってきてしまいます。プロショップで伸びた分だけ再調整してもらうのが解決策です。

変速する時の異音

多くの自転車が、ブレーキと同様に、変速機もワイヤーを引っ張ってギヤを変えるシステムを採用。変速機構も使い続けていると調整が狂い、変速時などに異音がしてしまいます。異音がしたら、プロショップで再調整してもらうのがおすすめ。定期的にプロメカニックに見てもらうことで、ブレーキワイヤー・変速ワイヤーともに交換するタイミングも教えてくれ、常に快適な乗り味を手にできます！

タイヤ・チェーン・ブレーキパッドは消耗品！ 安全＆快適のキーポイントです

ゴムで作られているタイヤやブレーキパッドは、使い続けていると摩耗してしまい、本来の性能を発揮できなくなってしまうので注意しましょう。また、ペダルを漕いで後輪にパワーを伝えるチェーンは、常に力が掛かっているところなので、使い続けていると伸びてきてしまい、変速の不具合や場合によってはチェーンが外れてしまう危険性があります。完全にダメになる前にプロサイクルショップで、その規格に合ったアイテムに交換してもらいましょう。

タイヤ		チェーン		ブレーキパッド
地面との接地面が平らになっていたり、ヒビ割れや傷がついてしまったタイヤは×。パンクするリスクも高まり、走行性・安全性も落ちてしまうので、必ず交換しましょう！		チェーンが伸びているかは専用の工具で長さを測って判定します。新しいチェーンに交換した後は変速機の再調整が必要な場合もあるので、プロショップで交換がおすすめです。		自転車の安全性に直結するブレーキ部分の消耗は、小まめに確認しておきたいポイントのひとつ。削れていたり、傷が入ってしまっている場合は制動力が落ちるので、必ず交換！

効果的なカギの選び方＆掛け方もレクチャーしてくれます！

大切な自転車が盗まれてしまっては大変！そんな盗難から愛車を守ってくれる鍵（ワイヤーロック）は太さや長さが異なるアイテムが多く販売されています。種類が異なるワイヤーロックを上手に使い分ければ盗難防止効果を上げることができるんです!! プロバイクショップでは数種類のワイヤーロックを実際に比べながら、効果的なカギの掛け方もレクチャーしてくれます。

防犯効果の高いワイヤーロックの使い分け！

太くて中程度の長さのワイヤーロック 長さは中程度でも、太くて防犯効果の高いワイヤーロックは、柱などの動かないものと自転車本体（フレーム）を固定しましょう。

長くて中程度の太さのワイヤーロック

太さは中程度でも長さが長いロックで、フレームとホイールを固定。スポーツバイクのホイールは着脱が簡単なので注意しましょう。

短くて細いワイヤーロック

シートポスト自体を抜いてしまえばサドルも簡単に盗まれてしまうので、高級サドルを使っている場合は、短くて細いロックで固定。

バーテープの色・素材を変えるカスタマイズで愛車がさらに輝きます！

常に握り続けているハンドルのバーテープは、使い続けているとボロボロになってしまう場所。慣れている人は自分で交換作業することができますが、上手にバーテープを巻かないとすぐに緩んでしまうので、自信がない人はプロショップにお任せするのがおすすめです。

バーテープには振動吸収性の高い素材を使ったアイテムもあるので、手や肩に痛みがある場合は、ショップのスタッフさんに相談してみるのも〇。さらに、バーテープのカラーを変えるだけで自転車全体のイメージもチェンジできるので、それまでと違う色のアイテムを選んでみるのもおもしろいですよ♪