●プロショップはグループで走る楽しさ＆マナーも学べます！

自転車は一人でも楽しむことができますが、イベントに参加したり、仲間と一緒にツーリングに出かけたり、グループで走れば、その楽しさはさらに倍増します！
しかし集団で走る場合、走り方とマナーを知らなければ、接触や追突などの危険性も高くなってしまうので注意しましょう。
プロバイクショップでは、手信号のやり方や安全な車間距離の取り方など、集団で走る際の走り方のアドバイスを受けることができます。
また、集団とまではいかないけれど、2人で走ることが多いという人も、協力して効率よく長距離サイクリングを楽しむコツやマナーを教えてもらいましょう♪

●走って楽しいコース・自転車イベントの情報も聞くことができます♪

プロバイクショップには日本や世界の自転車イベント情報やサイクルマップなどが置かれているところも多く、
スタッフには様々な場所を走った経験やイベントに参加したことがある人も多いので、その情報を聞いてみるのもオススメです。
また、まずはショップ周辺の走りやすいサイクリングコースや立ち寄りスポットなどを聞いてみるのも◎。
購入後に、チューブなどのアイテムを買いに行きながら、アイテム以外の“情報”を聞きにいくのが面白いですよ！

●初めてビンディングペダルに挑戦する人にもフィッティングがおすすめ!!

スポーツバイクを購入した際に、最初から付属品として装着されているのがフラットペダル（買い物用自転車にも付いている平らなペダル）。普通のスポーツシューズで使うことができるので、スポーツバイクデビューしてしばらくはこのフラットペダルで乗り続けている人が多いかもしれません。

もちろんフラットペダルのままでも十分スポーツライドを楽しめますが、ワンランク上の走りを味わいたいならば、ビンディングペダルに交換＆使い慣れることがオススメです。

ビンディングペダルには専用のビンディングシューズが必要で、シューズの裏前部に取り付けられたクリートと呼ばれる部品をペダルに固定します。
フラットペダルは踏み込むことしかできませんが、ビンディングペダルではペダルとシューズが一体化しているため、片方の足が踏み込んでいる際に、もう片方の足は引き上げる動作をしやすく、効率のいいペダリングが可能となります。
適切な位置にクリートを調整すれば、ペダリングしやすい位置から足がズレないというメリットもあります。

しかし、慣れていない場合は停車して足を着こうとした際にペダルからシューズが外れずに、そのまま倒れて（立ちゴケ）しまうことも…。
停車寸前の低速時に転ぶだけなので、立ちゴケ自体でケガや自転車を破損してしまうことは稀ですが、クルマも走る一般道で立ちゴケしてしまうと危険です。
意識しなくても自然に着脱ができるように、自転車が固定された状態でペダリングできるローラー台やクルマの走らないサイクリングロードなど、安全な場所で練習してから一般道デビューしましょう。

可能であれば、ビンディングシューズ＆ペダルを購入したプロバイクショップで、ビンディング着脱がしやすい位置にクリートとサドルをフィッティングしてもらうのがいちばんのオススメ！
今回アドバイスしてくれた「バイクプラス」では、ビンディングシューズ＆ペダル購入者向けに「ビンディング スターターFIT」というフィッティングを実施しています（1回30分・6,000円）。

「ビンディング スターターFIT」

(1)足の母指球の位置を確認する ビンディングシューズを履き、母指球（親指の付け根のふくらんだ部分）の位置を確認。		(2)クリート位置を大きく調整 母指球の位置に小さなシールを貼り、その場所を目安に大まかにクリート位置を調整。		(3)クリート先端を引っ掛ける ローラー台に固定して状態で、一度、クリート先端を引っ掛けて着け方を体感します。

(4)クリートの位置をmm単位調整 ペダルシャフト（軸）部分と母指球との位置関係を見ながらクリート位置を本調整。		(5)膝の位置からサドル前後位置を調整 膝とペダルシャフトとの位置関係から、クリート着脱をしやすい位置へサドル前後を調整。		(6)膝の角度からサドルの高さを調整 ペダルがいちばん下にある状態で膝の曲がった角度を測り、サドルの高さを調整します。

(7)ペダリングのスムーズさをチェック 実際にペダリングをしてみて、スムーズに回すことができるか確認。 必要ならば再調整。		(8)固定ローラー台でクリート着脱を練習 最初の数回は固定ローラー台で他の人にサポートしてもらいながら練習するのがオススメ。